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品質検証とリアルタイム検索

公開前に自動チェックさせる設定と、最新情報の裏取り

公開前に自動でチェックする

「設定 > コンテンツ品質検証」を有効にすると、生成した記事をAIが採点します。

項目設定キー内容
自動検証review_enabled生成後に品質チェックを実行するか
合格ラインreview_thresholdこの点数を下回ったものを問題ありとみなす
低スコア時の扱いreview_hold公開せず下書きで止めるか

チェックされるのは、検索意図に答えているか、事実の裏づけがあるか、内容が薄くないか、重複した記述がないか、といった点です。

自動公開するなら必須です

投稿ステータスを「公開」にして全自動運用する場合は、この機能を有効にし、低スコア時は止める設定にしておくことを強くおすすめします。

書いたあとに直す(推敲)

「設定 > 生成の既定値」の推敲を有効にすると(既定で有効)、各セクションを書き上げた直後に読みやすさを機械で測り、引っかかった文だけをAIに書き直させます。

設定キー内容
polish_enabled書いたあとに読みやすさを測って、引っかかった文だけ直すか

測るのは次の8つです。どれも数えれば分かるもので、AIに「読みやすいですか」と聞くより確実です。

見るもの目安
1文の長さ80文字を超えたら、接続助詞のところで2文に分ける
同じ文末の連続「〜です。〜です。〜です。」が3回続いたら、3文目を「〜でしょう」「〜かもしれません」や体言止めに
文体の混在です・ます調とだ・である調が混ざっていたら、少ないほうを多数派にそろえる
指示語「これには」のように受けている文が多ければ、指しているものの名詞に置き換える
AIらしい言い回し「いかがでしたか」「羅針盤」「〜の実施が重要です」「地味に効く」「解像度を上げる」「重要なのは、」など(下の「AIっぽさを見つける」)
読点の多い文1文に読点が4つ以上あれば、2文に分けるか語順を変える
和欧文のあいだの空白「Google 検索」のような空白が1セクションに3か所以上あれば取る(URL・コード・英語の文は変えない)
飾りの「AではなくB」1セクションに3回以上あれば、2回目から。Aを外しても意味が変わらないなら言い切る
「の」の連続「僕の名前の由来の」のように3つ続いたら組み替える
同じ接続詞の連続「たとえば〜。たとえば〜。」の2つ目以降
省ける言葉「〜すること」「〜という」が多ければ削る

全文を書き直させないのがポイントです。全文を任せると、直さなくてよい文まで変わり、数字やリンクが崩れます。引っかかった文だけを渡し、返ってきたセクションは「見出しの文言・リンク先・表と箇条書きと装飾の数が同じか」「文字数が元の8割〜1.25倍か」「引っかかる数が減ったか」を確かめてから採用します。どれか1つでも崩れていれば、元の文章をそのまま使います。

引っかかった文があるセクションだけ、本文のAI呼び出しが1回増えます。引っかからなければ何もしません。

「AIっぽさ」を見つける

読者がAIの文章に気づく理由は、文法の誤りではありません。 日本語としては正しいのに、言い回しの手癖で分かってしまいます。そこで、次のものを機械で見つけて指摘します。

見つけるもの例
定型のあいさつ「いかがでしたか」「参考になれば幸いです」「ぜひ一度試してみてください」
中身の無い比喩「羅針盤」「架け橋」「車の両輪」「ゲームチェンジャー」「土台となる」
翻訳調の言い回し「〜の実施が重要です」「〜を抑制する」「〜と言えるでしょう」「〜に他なりません」
比喩の動詞「地味に効く」「安全側に倒す」「時間を溶かす」「1つずつ潰す」「静かに壊れる」「黙って無視される」
中身の無い流行語「解像度を上げる」「腹落ち」「手触り感」「肌感」「温度感」「本質的な」「泥臭い」
大げさな言葉「真理」「境地」「極致」「深淵」「宿命」
前置きのラベル文頭の「重要なのは、」「正直に言うと、」「注目すべきは、」
記号の飾り絵文字、ダッシュ(——)

本来の意味でも使う言葉は拾いません(「解像度が高いモニター」「ごはんの熱量」「家の土台」「薬がよく効く」など)。「結論から言うと」は、人もよく使い、結論を先に書く型にも合うので拾いません。

比喩の動詞・流行語・前置きのラベル・記号・読点・和欧文の空白・「AではなくB」の見つけ方と直し方は、日本語のAI文章を読みやすく直すスキル yomiyasu(MIT License)を参考にしています。直すときは、yomiyasu の決まりにならって、主張・何を一番大事にしているか・言い切りの強さ・文の働き(説明・評価・依頼)を変えず、元に無い情報を足さないようにAIに指示しています。

もう1つ、文の長さが揃いすぎていないかも見ます。

これは見落とされがちなところです。「1文は50字まで」を守ると読みやすくはなりますが、全部が50字になると、こんどは揃いすぎて機械的に読めます。 人は長い文と短い文を混ぜて書くので、揃っていること自体がAIらしさになります。文の長さのばらつきを測って、平坦なら指摘します(文が12個に満たない短い記事では言いません。たまたま揃っただけのことがあるためです)。

生成する側にも同じことを指示してあるので、ふつうはここに引っかかりません。引っかかるのは、追加指示で書き方を細かく決めたときや、ご自身で手を入れたときです。

直し方
  • 「いかがでしたか」は消すだけで通じます。締めは、読者が次に何をすればよいかを1つだけ具体的に書いてください
  • 比喩は、具体的な事実か数字に置き換えます。比喩の動詞は、もとの含みを残してふだんの言葉にします(「地味に効く」→「目立たないが確かに役立つ」)
  • 「重要なのは、〜です」は、要点から書いて「〜が大事です」のように述語で言います
  • 「〜の実施が重要です」は「〜してください」のように、和語の動詞にします
  • 長さが揃っているときは、短い文を混ぜます。言い切るところは10〜20字で切ってください

リアルタイム検索(裏取り)

記事を書く前に、AIが実際にWebを検索して情報を確認します。「設定 > リアルタイム検索」で使う検索エンジンを選べます。

項目設定キー内容
検索プロバイダgrounding_providerGemini(Google検索)または Grok(Web+X)
Grokの検索範囲grok_x_searchGrokのときにXの投稿も含めるか

裏取りをすると、古い情報のまま書かれるのを防げます。キーが未設定の場合は検索なしで生成されます(記事は作れますが、鮮度は落ちます)。

深掘りリサーチ(Pro)

ふつうのリサーチでは、書く前に「検索意図と競合の分析」と「題材の事実」を1回ずつ検索で集めます。深掘りリサーチをオンにすると、そのあとで次のことをしてから構成案に進みます。

  1. 集めた材料をAIが読み、まだ確かめていない点・情報源で食い違う点・読者が次に知りたくなる点を、検索で答えが出る問いにする(最大5つ)
  2. その問いを検索で調べる
  3. 1と2をもう1周くり返す(足りない点が無ければ、そこで止めます)
  4. 最後に、全部の事実を検索で確かめ直し、「確かめた事実」「書いてはいけないこと」「確かめられなかったこと」の一覧に作り直す。本文はこの一覧を最優先の根拠にして書きます

数字・料金・制度の多いテーマや、比較・まとめ記事で特に効きます。調べた情報源は、本文から張ってよいリンク先にも加わります。

項目設定キー既定内容
深掘りリサーチdeep_researchオフ「設定 > リアルタイム検索」。記事を作るときの既定

「新規作成」の画面(一括作成を含む)では、記事ごとにオン・オフを選べます(キーワードとリライトで使えます)。予約・AI編集長など、画面を通らずに作る記事は、設定の値に従います。

時間と費用が増えます

1記事あたりAIの呼び出しが最大5回(うち検索つき3回)増え、リサーチにかかる時間が数分延びます。リサーチ部分のAIの費用は、およそ2〜3倍になります。Grokを検索プロバイダにしている場合は、参照するソースの数に応じた検索料金もその分増えます。

記事の質は上がりますが、事実の誤りが無くなることを保証するものではありません。公開前の確認(品質検証・ご自身での確認)は続けてください。深掘りの途中でAIの呼び出しが失敗したときは、記事づくりは止めず、ふつうのリサーチの材料で書き進めます。